成田山東京別院深川不動堂の参道 通称“人情深川ご利益通り”が縁日で賑わう毎月28日に、
参道沿いで角打ちが楽しめる素敵な酒屋さん「折原商店」さんのお店の前で、
蔵元さんによる試飲即売会が開催されています!
その同日行われる蔵元勉強会、今回はSAKE HALLにご参加頂いている「吉乃川」さまとのことで、
お店のスタッフ“アリセーヌ”と参加させて頂きました!!
SAKE HALLもご担当頂いている吉乃川 山谷さまが講師とのことで、更に勉強モード☆
前半は、「よくある質問」から日本酒についての基礎を教えて頂きました〜。
私たちも勉強したつもりでしたが、やはり山谷さまのお話は分かりやすかった!
難しいことを簡単な表現にしてお伝え下さったので、“アリセーヌ”もお店での説明の大きな参考になったのではないでしょうか。
「並行複発酵」は「お酒は糖を酵母菌でアルコールにするが、米にはその糖が無いので麹菌を使って米を糖に分解する。その2種類の菌で発酵させる必要があるから日本酒だけは並行複発酵なんだ」とか、
「特別本醸造と吟醸酒」「特別純米酒と純米吟醸酒」は同じものだが、蔵の意図で吟醸香の有る無しによって名称を分けるとか、
「生酒」は出荷まで一切加熱処理しないもの「生貯蔵酒」は貯蔵前はせず、瓶詰め前に殺菌「生詰酒」はその逆だが、それぞれの味の違いは大きくない(フレッシュさを楽しめば良い)とか、
他にも沢山の「なるほど!」がありました♪
詳しい方には当たり前でも、我々や一般のトライアルユーザーの「日本酒は難しい」というイメージが大きな壁であるのも事実。
ちょっと日本酒に興味を持ち始めた人にはこういった機会があると良いな〜と思いました。
そして後半はお愉しみの利き酒タイム!
特別に非売品の仕込み水も頂きました。
今回は燗酒もテーマで、この3種を常温&燗で。
さらに新酒とにごり酒も。
吟醸酒が燗に向かないのも、
こうして実際に体験すると分かりますね〜。
普段あまり頂かない普通酒「厳選辛口 吉乃川」&「新米仕込み新酒」(この2種は同じものとのことでしたが、やはり新酒の方は特にモロミっぽいというか乳酸っぽいというかヤクルトっぽい香りがしました!)も他のものと飲み比べられ、
なるほど、山谷さまもご説明されておられた添加“醸造アルコール”はいわゆる“甲類焼酎”とのことでしたが、燗にすると確かに焼酎の香りがしますね〜
今回の勉強会、本当に勉強になりました!
ありがとうございました!!
by Toshiharu.y